2/28 2月の気になるニュース リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 2月 29, 2024 個人的に2月に読んだニュース記事から気になったものを3点。 「柔らかな名前の人はおとなしい?」言葉の影響力:機械翻訳に性差の決めつけ反映されたことも(東洋経済オンライン 2/17)小学校正規教員3年で全員出向へ 奈良教育大学長の方針に教員が反発(朝日新聞 2/19)「個性失われているのでは」授業で研究した校則 メイクや私服を試しに解禁 心配する教員に取り組み説明 沖縄県立球陽高(沖縄タイムズ 2/21) 「柔らかな名前の人はおとなしい?」言葉の影響力:機械翻訳に性差の決めつけ反映されたことも「柔らかな名前の人はおとなしい?」言葉の影響力 小学校正規教員3年で全員出向へ 奈良教育大学長の方針に教員が反発小学校正規教員3年で全員出向へ 奈良教育大学長の方針に教員が反発:朝日新聞デジタル「個性失われているのでは」授業で研究した校則 メイクや私服を試しに解禁 心配する教員に取り組み説明 沖縄県立球陽高「個性失われているのでは」授業で研究した校則 メイクや私服を試しに解禁 心配する教員に取り組み説明 沖縄県立球陽高 | 沖縄タイムス+プラス リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
R80という方法論 - 1月 07, 2024 教員アカウントのタイムラインで見かけた教育方法が書籍になっていることを発見した。それは「R80」という方法だ。( 中島博司『R80:自分の考えをパッと80字で書けるようになるメソッド』 飛鳥新社、2023年) RはReflection / Restructure つまり「反省 / 再構築」の意で、80は「80字」以内、ということ。要は学習後のまとめについて、80字以内でまとめるというメソッドだ。 方法論は非常に明快で、学習後のまとめに行なう「振り返り・まとめ」について(1)80字以内でまとめる、(2)2文で書き、文と文の間には接続詞を入れる、というもの。これによって、学習内容をまとめとして整理できるだけでなく、論理的な文章を書く練習にもなり、思考力が高められる、という寸法だ。 そもそもは高校・日本史の教師だった中島博司氏が発明した方法で、校長として、そして民間講師として広めているようだ。 書くことの指導においては、「型」のようなものがあるとむしろ書きやすくなることも多いので、有効な方法と思い、魅力的だと感じる。ただ、根本的な設計思想として、「正解」が見えやすい「受験学力」の向上を強く意識している点には注意が必要だろう。また、「80字」という字数設定のおかげで苦手な者にとっても書き始めやすく、ポイントを絞らなければならないために情報を整理してまとめる力の育成には寄与しうるものの、同時にそれは理解の単純化をもたらしうることにも留意する必要はあろう。歴史の因果関係などについても、単純化のきらいがあるために、実践者の工夫が必要であろうし、私などが公民科の中で取り組むような、自分の中の「もやもや」や「逡巡」「悩み」などを発露させるようなライティング課題の設定とは、相性が悪いだろう。 一方で、誰にでも取り入れやすそうな、魅力的な実践であることも事実だ。私もどこかで取り入れてみようか。なお、実践に関する情報は、茨城県茨城県立並木中等教育学校のホームページ 以下よりアクセス可能 である。 続きを読む
(書評)校則を再考するための3冊 - 1月 08, 2022 校則を考える動きが盛んです。そのための議論の参考として重要な3冊を紹介します。 ①荻上チキ、内田良編著『ブラック校則:理不尽な苦しみの現実』 東洋館出版社、2018年7月。 ②大津尚志『校則を考える:歴史、現状、国際比較』 晃洋書房、2021年7月。 ③河﨑仁志、斉藤ひでみ、内田良編著『校則改革:理不尽な生徒指導に苦しむ教師たちの挑戦』 東洋館出版社、2021年12月。 ①は校則の現状を捉えようとするもので、 「校則ってどんな感じ? 何が問題なの?」を知りたい人 におすすめです。②はより学術的な議論で、校則の変遷や国際比較を知りたい人におすすめです。また、③は校則を変えた教師や学校の取り組みを紹介するもので、 校則を変えたいという問題意識を持った教師 におすすめの1冊です。 ①『ブラック校則』 本書は荻上チキ、内田良を中心としたグループで、校則を考えるにはまずは校則の現状を知らなければならないと、社会学調査を実施し、それをもとに校則の問題性とその解決に向けて考えていく1冊です。調査では、 校則の体験を聞き取り、髪染め、パーマ、下着指定などさまざまな校則の実例を収集するとともに、データ化しています 。 その成果は重要なもので、たとえば生まれつきの毛髪について問うた質問の 「生まれつき茶髪は約7%」は、単純なデータではありますが、よくある偏見を覆すには十分です 。なお、本書ではさまざまな年代の人に校則体験を聞き取り、指導経験率が高齢になるほど低くでていることから、「厳しくなっている」「管理項目が増えている」との結論を導いていますが、回答時の年齢によって生徒時代当時の記憶の度合いが異なることは考慮に入れるべきだと考えられます(同様の批判は②の本でもなされています)。 本書では、 調査の結果を踏まえ、司法の立場、貧困の問題、発達障碍者の立場、性規範の問題などさまざまな立場から校則の問題性を明らかにしており、校則問題を考えるための基本書としては重要な1冊 です。しかし、編著者自身が語るように「個別の子どもへのインタビューや、現場の通史の整理までは踏み込めて」(228)おらず、校則が(批判されつつも)受け入れられてきた経緯やその歴史などを描いていないことに限界があります。ある制度には当然、経路依存性があるのであり、社会制度の変更を検討するならばその経路依存性を、歴史や... 続きを読む
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