プロ野球 活躍したルーキーが地元で受賞

激闘の日本シリーズも終わり、来季の開幕に向けて準備期間に入ったプロ野球ですが、2021年シーズンは、ルーキーの活躍がめざましかった1年でした。そしてそのルーキーたちが地元でさまざまな賞を受けていることがいくつかの媒体で報じられています。

阪神中野拓夢が山形県スポーツ特別賞授賞式「本当に素直にうれしい」

阪神の中野拓夢内野手は、地元の山形県でスポーツ特別賞を受賞しました。日刊スポーツが報じています。

中野選手は、日本大学山形高校、東北福祉大、三菱自動車岡崎を経て、ドラフト6位で阪神に入団。ドラフトでは下位指名ですが、即戦力として期待されました。

2021年シーズンは、春のキャンプでも一軍に帯同し、最終的には、135試合出場、30盗塁で盗塁王のタイトルを獲得し、新人特別賞も得ました。阪神は小柄ながら脚で見せる近本選手など、1年目から活躍する選手も目立ちます。中野選手は入団時に阪神タイガース公式サイトで憧れる選手は阪神のショートとして知られた鳥谷敬選手で、息の長い選手になりたいと語っています。そうなれるよう、2年目のシーズンに期待したいところです。

鹿部町、伊藤投手に初の町民栄誉賞 「地元の応援に感謝」

また、日本ハム伊藤大海投手は地元鹿部町で初めての町民栄誉賞を受賞しました。地元の函館新聞が報じています。

伊藤選手は鹿部町の出身で、駒澤苫小牧高校、苫小牧駒沢大学を経て、ドラフト1位で日本ハムに入団しました。地元北海道の即戦力投手として注目されました。

シーズン中は堂々たるマウンドさばきで10勝を挙げる活躍。新人選手で二桁勝利を挙げた選手は、日本ハムファイターズでは、2006年の八木智哉投手以来で15年ぶりの快挙でした。また、東京オリンピックの代表選手として大会でも3試合に出場し、「追いロジン」など図太い精神力も見せ、活躍しました。記事中に本人の談話として出ている通り、「2年目は難しいと言われているシーズン」。来シーズンも気迫のこもったピッチングを見られることを期待したいところです。

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